【2020年】公立千歳科学技術大学 理工学部 合格!

溝渕世朗くん(愛知県立安城東高等学校) 河合塾マナビス東岡崎校

河合塾マナビス 合格ストーリー

「7月・8月の夏休み、あんなに毎日勉強したのは、人生で初めてかもしれない…」
「数学を最後までしっかりやっていて良かった。数学のおかげで自信を持って受験できた!」

受験が終わり、そう話す溝渕くんの顔は非常に嬉しそうでした。私もその表情を見るとついつい嬉しくなってしまう。なぜなら彼は実際に国公立大学へと逆転合格を体現したからだ。

溝渕くんが入会したのは、高校3年生の7月中旬と遅めの入会でした。勉強は学校だけで、家に帰ってからは勉強をほぼしていないという状況でした。初回の面談で、「毎日来てもらいます」と私が話をしたとき、「毎日来れるかな…」と不安そうだった溝渕くんでしたが、そのような中、彼はマナビスで頑張るということで、大変なマナビス生活がスタートしました。

そもそも人間、行動を開始するのは何事もエネルギーが多く必要であり、さらにそれを継続する場合は、より一層のエネルギーが必要です。正直1週間くらいでエネルギーが切れることもあるので、私も日々様子をうかがう毎日でした。しかし、そんな私の不安とは裏腹に、溝渕君はスタートから毎日コツコツと勉強していました。具体的には、夏休み中、朝9:00にマナビスに来て、3時間ほど勉強し、そこから学校に行き、18:00頃にマナビスに戻って、最後22:00までマナビスで勉強する生活を繰り返していました。生徒さんの中には、学校の課外授業に行かずに、マナビスに来る生徒さんもいましたが、彼はしっかりとすべてやり切ってからマナビスに来るなど非常に真面目な生徒さんでした。

精神的にいっぱいいっぱいになりながらも勉強した結果、模試の成績は上がってきました。ただ、国公立大学となると、まだまだ足りていない所もあり、特に物理は苦戦を強いられていました。そんな状況の中で、入試が始まってしまい、センター試験や私大入試があっという間に終わってしまいました。

センター試験の結果は良いものもあれば、そうでないものもあり、点数を見ながら受験計画を相当見直したのは良い思い出です。私や栗原先生を交えて、あーしたい、こーしたいと議論を展開し、時には口論となり、しかし、それでも自分の主張や意志は曲げず、根拠なき自信を持って進んでいったのは、並大抵のことではなかったはずです。実際、私大の受験に関して、国公立大学の結果が出るまで、全滅状態であり、溝渕くんも私たちも相当に悩みました。

そんな中、忘れもしません。3月7日(土)、公立大学の合格発表の時、溝渕くんから電話がかかってきて、「大学受かりました!今から北海道行ってきます」と言われたときは、校舎内でスタッフ・AAが歓喜状態になりました。

溝渕くんは見事、「公立千歳科学技術大学 理工学部」に合格されました!

まさに、高校3年生の夏入会からの逆転合格を現実のものにし、これまでの取り組みを結果として出しきった勝者と言えるでしょう。不安や焦りもあったはず、そのような状況の中、よく頑張りました!!

溝渕くん!改めて大学合格おめでとうございます!大学生活を大いに楽しんでください!!
(河合塾マナビス東岡崎校 校舎長:千葉和矢)