国公立大学の入試の特徴・戦略的な対策って?大学入試改革によって変わることとは

国公立大学の受験を検討しているものの、前期・後期日程などの入試形式があまり理解できていなかったり、大学入試改革では何がどう変わったのか把握していないなど、目指す国公立大学の入試にさまざまな疑問を抱いている高校生は多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、国公立大学入試の特徴と戦略的な対策を説明し、大学入試改革で何が変わりどのような力が重要視されるようになるのかについて解説します。

国公立の入試には一次試験と二次試験がある

国公立大学の入試は、一次試験と二次試験とに分かれています。

一次試験は以前のセンター試験に相当する大学入学共通テストで、二次試験は各大学が実施する個別学力検査です。

一次試験の点数と二次試験の点数の結果を合計し、それぞれの大学ごとに独自の基準で合否が判定されます。

とはいえ、大学入学共通テストを受けても、自分の得点が発表されたり通知が来たりすることはありません。

共通テストの翌日に新聞などに試験問題とその解答、解説が掲載されるため、受験生は各自で自己採点して自分がどの程度得点できたかを確かめることが必要です。

共通テストの点数が低ければ、二次試験でどれだけ得点しても、難易度の高い大学への合格のハードルは、更にあがってしまいます。そのあたりも考慮しながら、どの大学に出願するかを決めることが必要です。

また、大学によっては2段階選抜」を設けているところもあります。

これは、共通テストの点数が一定の基準に到達していなければその大学に出願しても二次試験を受けることはできず、自動的に不合格になる制度です。

大学によって2段階選抜を採用しているかどうかは異なるため、志望校の入試制度については事前に十分に確かめておくことが欠かせません。

大学入学共通テストは2日にわけて実施されます。

国立大学は基本的に5教科7科目程度の受験が必要ですが、公立大学のなかには受験科目数が3教科以下のところもあります。

とはいえ、それぞれの大学が実施する二次試験は2~3教科であることが一般的です。

国公立大の受験科目は?文系・理系によってどう違う?

大学入学共通テストでは、6教科30科目が用意されています。

受験科目は志望する大学や学部学科によって異なりますが、国立大学の文系学部と理系学部ではおおむね次のような傾向があります。

文系学部:外国語1科目・国語1科目・地歴公民2科目・数学2科目・理科1科目または2科目(※理科基礎の場合)

理系学部:外国語1科目・国語1科目・地歴公民1科目・数学2科目・理科2科目

これはあくまで全体的な傾向であり、志望する大学や学部によって異なるため、募集要項などで確認が必要です。

二次試験では、おおむね次のようになります。

文系学部:英語・国語・数学・地歴公民から2~3教科

理系学部:英語・数学、理科から2~3教科

東京大学や京都大学などの一部の難関大学のなかには、4教科の受験が必要なケースもあります。

国公立大学を目指す場合、文系学部を志望していても理数科目の受験が、理系学部を志望していても文系科目の受験が必要です。苦手科目があれば早めに対策しましょう。

国立大学の併願は可能?前期日程・後期日程とは

国公立大学の受験可能数は、最大で3校です。

先に述べたとおり、国公立大学は一次試験と二次試験に分かれ、さらに二次試験は受験日が「前期日程」と「後期日程」に分かれています。

これを「分離分割方式」と呼び、前期と後期で1校ずつ受験できます。

また、一部の公立大学で「中期日程」を実施しているため、それぞれの日程で1校ずつ受験すれば3校受けることが可能です。

とはいえ、すべての大学が中期試験や後期試験を実施しているわけではありません。実施していても定員が少ないことも多く、前期に比べて難易度が高くなるため注意が必要です。

分離分割方式のルールでは、仮に前期日程でA大学に合格して入学手続きをとったとすると、中期・後期日程ではA大学を受験することはできません。

そのため、第一志望校から順に受験することが一般的です。

また、前期と後期の試験では内容も異なります。

前期試験は通常どおりの学力試験が行われますが、後期試験では学力試験は1~2教科で、代わりに総合問題や小論文、面接などを実施することが多いです。

国公立大学一般選抜スケジュールについて

国公立大学の一般選抜(旧:一般入試)スケジュールは、おおむね以下のような流れになります。

・6~7月:選抜要項を発表

・10月初旬:大学入学共通テストの出願締め切り

・年内:募集要項を発表

・1月中旬:大学入学共通テストを実施

・2月後半:前期日程試験を実施

・3月初旬:中期日程試験を実施

・3月中旬:後期日程試験を実施

選抜要項とは、大学入試について基本的な事項を説明した資料です。

試験日程や募集人員、入試科目や配点などの基本的な事項が掲載されていて、出願書類は入っていません。

募集要項はそれぞれの入試に関する詳細な情報が記され、出願書類も同封されています。

大学入学共通テストを受験したあとは、すぐに二次試験(大学個別学力検査)の出願です。 共通テストの自己採点をしたうえで十分に検討し、志望大学を決定して出願する必要があります。

推薦入試にも学力試験を導入する流れへ

国公立大学の入試では、一般選抜のほかに、かつての推薦入試にあたる「学校推薦型選抜」やAO入試にあたる「総合選抜」が実施されます。

推薦入試というと、学力試験が免除されるイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし、学校推薦型選抜も総合型選抜も受験生の学力を重視する傾向が強まっています。

たとえば、学校推薦型選抜は共通テストの受験が必要なところもあり、総合型選抜も2021年度以降は個別学力検査が必須です。

学力検査では、小論文やプレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科や各科目の試験、保有する資格や検定試験の成績、共通テストの点数などさまざまな評価方法の中から少なくとも1つを課すことが義務づけられています。

推薦が受けられそうな場合でも、学力試験の対策を十分に行わなければなりません。

大学入試改革で国公立の大学入試はどう変わる?

大学入試改革が行われ、センター試験が大学入学共通テストに変わりました。それに伴い、試験の内容はどのような点で変更されたのでしょうか。

これは、まず、センター試験では「知識・技能」を問う出題が中心であったことに対し、共通テストではこれらに加え「思考力・判断力・表現力」が必要な問題も出されるようになる点が挙げられます。

延期にはなったものの、記述式問題を導入するのもこのためです。これまで実施されていたセンター試験では、すべての問題がマーク式でした。

もう1つ大きな変更点として、英語の配点の変更が挙げられます。

共通テストの英語は従来のセンター試験よりも「聞く力」が重視されていて、配点はリスニング100点・リーディング100点です。

センター試験での配点比率はリスニング:筆記=1:4だったため、リスニングの比率が大きく上がっていることが分かります。

リスニングが苦手な人は、集中的に対策する必要があるでしょう。

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